ブリティッシュ・エデュケーション・オフィスの大学院留学準備コースを修了して、現在、ブラッドフォード大学 開発学(Development Studies)に留学中の小澤一美さんの体験談です。
5月26日から9月10日(提出日)までの3ヶ月余りが、Dissertation期間です。講義は無く指導教授とのチュートリアルだけなので、その他の時間は自由に使えます。高緯度の為、夜9時, 10時まで明るく、気候も東京の5月に似ているので、戸外での活動をしたくなるというものです。
平日の午前中から夕方5, 6時頃まで毎日欠かさず図書館に通い、その後は気分転換にスポーツセンターに通ったり、また、地元の社会人ランニングクラブのトレーニングに参加したり、大学スタッフと共にソルティア(ブラッドフォード市にある世界遺産がある地域)の運河沿いをランニングするなど、大学内外に多くの知り合いもできたこともあり、Semester1,2とは異なった時間の使い方ができました。さらに、土日曜には、マラソン大会に出場したり(計5回)、古都ヨークへの日帰り旅行(片道1時間)をしたり(計3回)、クラスメートとの Yorkshire Dales国立公園の日帰り旅行(BCID主催)をするなど、これまでに無い活動ができました。友人に会いに土日を含む3泊4日グラスゴーへの旅が夏休みらしいことでした。やはり、Dissertationを完成するまでは気が抜けませんでした。その成果もあって締切日の5日前に提出できました。


*写真1:開発学(Bradford Center for International Development: BCID)の建物で、夏期は指導教授のチュートリアルや事務関連でよく通います。
*写真2:白い建物が"Atrium"という省エネを配慮した建物で、この中には1階にはラウンジがあり、コーヒーを飲んだりパソコンが使えるようになっています。また"Copy Zone"があり、ここでDissertationのプリントアウトや製本をしてくれます。2階は食堂で、毎日ランチが食べられます。
Dissertationがスムーズに進められたのは、一つには、"Time Management"がしっかりできていたことです。専用ノートに3ヶ月間のスケジュール表を作成し、1日毎に進捗具合をチェックし、予定通り進められるかどうかを確認していきました。Semester1, 2で1日の書くペースが分かっていますので、それを基にしたスケジュールですから、ほとんどプランどおりに進められ、最終ドラフトでは、英国人にチェック(有償)してもらう余裕すらできました。
リサーチは、Dissertation期間に入る前から、早め早めに準備をしました。入学間もない10月には図書館にある先輩方の Dissertationを読んだり、各SemesterのEssayのテーマも、なるべくDissertationに繋がるようなものを選択しました。1月の試験期間中は一つしか試験が無かったので、Dissertationのテーマを決める為に図書館で関連の本を探し、2月も引き続きリサーチしながら、専用ノートに書き込み、Dissertationの構想を考えていました。勿論、入学前のPre-Master Programのコースが前提にあることは言うまでも有りません。
二つ目は、"早寝早起きの習慣"を続けた事です。講義が無いと、ついリズムが無くなり単調になって、遅寝遅起きになりがちです。数多くのビジネス書に早寝早起きが如何に良いかを説いていて充分にその効用を知っていましたが、社会人の時の現実は深夜帰宅等でなかなか実行が難しいでした。深夜残業の無い、この学生の間に何とかやりたいものだと思っていましたので、これを1年間実行することができました。
三つ目は、既に述べましたように、旅行やスポーツなど、土日にイベントのプランを予め立てて、Dissertation期間が飽きないように、単調にならないように工夫していった事です。
こうして、1年目のマスターコース"MSc in Project Planning and Management"を順調に終えることができました。

